Sora の概要

WebRTC SFU によるリアルタイムな配信

Sora は WebRTC SFU です。Sora は WebRTC (Web Real-Time Communication) の名前のとおり、低遅延でリアルタイムに音声や映像、データを配信することができます。また、合わせて その音声や映像の録音や録画も可能です。
SFU (Selective Forwarding Unit) は P2P の通信とは異なり、音声・映像・データを「サーバー経由」で配信します。つまり Sora が配信者と視聴者の間に入り、配信者に代わって音声・映像・データを視聴者に配信します。
WebRTC や SFU の詳細については WebRTC と WebRTC SFU について をご参照ください。

パッケージソフトウェア

Sora はお客様が管理・保有するサーバーにインストールしてご利用いただくパッケージソフトウェアです。Sora 導入後もお客様ご自身で運用していただく製品です。Sora の動作環境 はこちらをご確認ください。
なお、サーバーの構築や運用の手間を省いて手軽に Sora を利用したいお客様向けに、Sora のクラウド版となるサービスも提供しています。詳細は 「Sora Cloud」 のサイトをご確認ください。

日本語・開発メンバーによるサポート

Sora は 株式会社時雨堂 が開発・販売している製品です。日本の法人・団体向けに、おもに商用サービスでの導入を想定しており、日本語のサポートとドキュメントを提供しています。
Sora は 2014 年よりフルスクラッチで開発しており、万一期待どおりに動作しない場合は、 お客様からお送りいただくログなどを基に、製品を知り尽くしている開発メンバーが直接迅速なサポートを行います。

豊富な導入事例

Sora は国内の多岐にわたるサービスやシステムで導入されています。リモート会議はもちろん、ロボットや重機などの遠隔操作、オンラインクレーンゲームなど様々な業種やサービスでご利用いただいています。詳細は 導入事例 をご覧ください。

固定のライセンス料金

Sora は固定のライセンス料金で提供しています。ライセンス料金は「最大同時接続数」と「有効期間」によって決まります。従量課金ではないため、常時接続を想定したサービスや、あらかじめ料金が確定している方が望ましい場合におすすめです。詳細は ライセンス料金 をご覧ください。
なお、Sora のクラウド版として提供している「Sora Cloud」 は、「基本料金」および「最大同時接続数と最大帯域」に応じて、 1 ヶ月単位でご利用いただける従量課金のサービスです。詳細は Sora Cloud の料金 をご確認ください。

大規模な配信にも対応

Sora はスケールアップやスケールアウトが可能です。 Sora を搭載するサーバーの CPU やメモリを増やすことで Sora 1 台で 1 万 接続程度まで配信が可能です。 また、複数のサーバーを立てる場合、Sora が搭載する クラスターのリレー機能 を利用すれば 100 万接続規模の大規模な配信も可能です。